MCT概念セミナーは、2003年にMCT((株)モバイルコンピューティングテクノロジーズ)のソフトウエア研究会において、若手エンジニア向けにソフトウエアエンジニアの心得と開発スタイルの基本について講義を行った時の資料です。 †
目次
- 序章
- 第一章 よりよい技術者になるために…技術者に必要な三大要素
- 1.1 常に「探究心」をもつこと
- 好奇心と探究心と懐疑心
- 無知は恥ではないが知ろうとしない事は恥ずべきである
- 苦手を克服するには探究心をもつこと
- 未知の情報は技術者にとって最良の糧である
- インターネットの活用により探究心はさらに加速する
- 1.2 柔軟な「発想力」を養う
- 常に自分なりのアイデアを持つ
- 具現化しないアイデアは妄想にすぎない
- 発想の転換と逆転の発想
- ピンチの時こそチャンスあり
- 1.3 技術者は「名誉」を重んじる
- 仕事に対して責任をもつということ
- 名誉を守るため己を知る
- 技術者は職人気質でありたい
- 作品には必ず署名する
- 自分の仕事を自慢しよう
- 第二章 ソフトウエアの基本
- 2.1 ソフトウエアの歴史とトレンド
- 2.2 主要な言語の特徴
- 主要言語の年代とタイプ
- 主要言語のパフォーマンスと作成難易度
- コンパイラの種類
- 2.3 プログラム開発について
- テキストエディタ
- コンパイラ
- 統合開発環境(IDE)
- 開発効率
- 2.4 コーディングスタイル
- 2.5 バグは不可避か?
- 第三章 ソフトウエア作成の鉄則
- 防衛的思考
- 奇跡のプログラム(偶発的動作)
- DRY(Don’t Repeat Yourself)の法則
- 直交性の法則
- 依存性(相互参照)
- 最適化について
- プレインテキストの魅力
- プログラムは芸術的でなければならない
- 第四章 オブジェクト指向について
- 人に優しいプログラム
- 抽象化ということ
- モデル化と設計
- オブジェクト指向方法論(OMT)とUML
- 第五章 自己管理について
- いかに集中力を維持するか
- 正確な見積もり
- 健康管理
- 参考文献